避妊と黄体期の子宮内膜について

女性は、約1ヶ月の周期で、子宮内膜が剥がれ落ち、出血し体外へ排出される生理があります。これは、妊娠をするために必要なものです。
卵胞期には、卵胞ホルモンが分泌され子宮内膜が増殖します。ある程度卵胞ホルモンが増えると、黄体ホルモンが分泌され卵子が排出されます。これが排卵期です。
排卵後、黄体期となり、子宮内膜は厚くなり、受精卵が着床しやすい状態となり、妊娠に適した状態となります。妊娠が成立しなかった場合は、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が増え、子宮内膜は剥がれ落ち出血を伴い生理が起こります。
妊娠は、排出された卵子が卵管を通り子宮へゆっくり移動し、卵管へ入ってきた精子とタイミングよく出会うことで成立します。受精卵は、分裂しながら子宮内へ進みます。受精してから、子宮内膜へ着床するまでには約1週間かかります。
妊娠しやすい時期は、排卵日付近と言われています。卵子の寿命は1日しかなく、精子の寿命は膣内に射精されてから3~7日と言われています。この間が妊娠しやすい時期です。つまり、排卵日数日前から排卵日1日後が最も妊娠しやすいことになります。
この時期は、避妊を望むカップルは性交を避けるべきでしょう。これは、日ごろ基礎体温をつけている場合には、体温の変化により排卵日が分かります。排卵日には、いったん体温が下がりそして高温期と呼ばれる体温の高い期間になります。
避妊方法としては、低用量ピルを用いる方法もあります。低用量ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれていて、排卵を抑えて妊娠の成立を防ぎます。毎日、シートに決まった薬剤を服用する必要がありますが、避妊効果の高い方法です。妊娠したかもと思うような場合は、緊急避妊法としてアフターピルを服用することもできます。性交後72時間以内に服用することで妊娠の成立が行われなくなります。約80%の確率で避妊できると言われています。